メンタルヘルス料理研究家のレシピストック

心理学✖︎料理の両方の頭脳を持つ者のメンタルヘルスクッキングのご紹介。はじめやすく、手軽に、お財布にやさしくをモットーレシピを作成しております。

ハーブのチカラで活力をつけ前を向く タイムがカオル チーズポテトスフレ

今回はジャガイモを使用した、食事スフレケーキを相性の良いタイムの香りを効かせたレシピです

焼き立てがベストな状態な為、焼き上がり直ぐの「ふわっ、しゅわっ」の優しい食感を手軽に是非

そして、タイムにはハーブの中でNo.1の殺菌作用、抗ウイルス作用で昼夜の寒暖差による体調不良、呼吸器系の不調等を改善してくれます

香りには、メンタルヘルスケアに打ってつけの胸部を開いて活力を湧き起こしてくれ
自信の無さ、引っ込み思案、失望感を無くし自分自身の士気を高めてくれます

アロマテラピーの原料にされるほどのチカラがタイムの芳香成分には隠されています

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材料(5cmココット3個分)

ジャガイモ(男爵) 大1個
粉チーズ 25g
牛乳 100cc
生クリーム 50cc
バター 10g
砂糖 小1
塩 小0.5
卵(M)2個
粗挽きブラックペッパー 2振り
タイム(ホールスパイス)小1
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今回はギャバン使用

作り方
小鍋に牛乳、生クリーム、粉チーズ、バター、砂糖、塩、タイム、ブラックペッパーを入れる

耐熱ボールにジャガイモを皮を剥いて大きめにカットしてラップをしてレンジで柔らかくなるまで加熱
(500wで約6分)様子見
ホクホクに蒸されたらフォークなどで潰してマッシュポテトにする

鍋にジャガイモも加えてジャガイモと液体がしっかりと馴染むまでくつくつ煮る

火を止めてそこに卵の黄身を加えてよく混ぜる
その時別ボールに卵白を取っておく

ココットに油を薄く塗っておいてオーブンも180度の余熱にセットしてから卵白を泡立てる
(ツノがしっかりと立つまで)

その間に鍋の粗熱が取れているのでメレンゲを半分加えてしっかりと馴染むまで合わせる

そして、残りのメレンゲを加えて泡をつぶさないようにさっくりと混ぜ合わせる

ココットの半分ぐらいまでスフレ液を入れて天板に乗せてオーブンで焼く
(180度で約10分前後)
ココットの大きさによって火の入りが違うので注意です
竹串さして串に引っ付いてこなければ完成です

熱いうちに
時間が経つと萎んでいきます

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チーズの女王とゆず茶のチカラで脳リフレッシュ&リラックス カマンベールチーズとゆず茶のオーブン焼

今回は様々な種類のチーズの中でも「チーズの女王」と呼ばれる白カビの発酵で作られるカマンベールチーズにメンタルヘルスに関わるチカラがあり考えたレシピです

チーズ全般にカルシウムなどミネラルが豊富で精神安定、イライラ緩和の効果がありますがカマンベールチーズの発酵工程の白カビで(オレイン酸アミド)(デヒドロエルゴステロール)により過度なストレスなどの睡眠不足の影響で溜まった脳の老廃物を除去してくれ(ミクログリア)の活性化によって脳がリフレッシュします

また、脳の老廃物はより良い睡眠でも解消できる事から組み合わせにゆず茶を使用しました

ゆず茶には(リモネン)香り成分にリラックス作用、交感神経を活性化させ安眠効果。
すなわちより良い睡眠が期待出来ます

この料理は赤ワインの相性も良いのでポリフェノールの抗酸化作用で脳細胞の酸化も合わせて。

より良い脳のリフレッシュを。

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材料(写真1台分)

カマンベールチーズ 1個
ゆず茶 大1〜2
バケット 5mmを8枚
または
クラッカー8枚

作り方

バケットの場合(メルバトースト)
天板に重ならないように並べてオーブンで150度の低温で約5分、裏返して更に2〜3分
ほんのり色づくぐらいがベスト
場所によってムラができるので変えながら注意して焼く
焦がしてしまうと苦いので注意
焼きあがったら常温で冷ます

カマンベールチーズを8等分にカットする
チーズを再度しっかりと引っ付ける
グラタン皿かアルミホイル、クッキングシートに乗せる
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窪んでいる方を上にしそこにゆず茶を乗せる
チーズの周り5mmぐらいはのりしろ作って塗る(焼きあがると周りに流れる事がある)
ゆず茶の量は好みもありますがカマンベールチーズの厚みにもよります

オーブンで200度で6〜7分焼きます
目安はカットして再度引っ付けた部分が離れてきてチーズとゆずの香りがしだしたら盛り付ける

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スプーンで分けやすくなってるのですくって乗せて食べて下さい

薬用香味野菜セロリとサーモンのチカラ ロミロミサーモン&ラビゴットソース

ハワイ料理のロミロミサーモンをフランス料理で使われる「元気を出させる」の意味を持つラビゴットソースを合わせたレシピです

ロミロミサーモンで使われるサーモンにはアスタキサンチン、アボカドにはルテイン、グルタチオン
共通して抗酸化力があり、ストレスなどにより産まれた活性酸素を除去してくれ疲労をとってくれます

そして、今回注目した食材のセロリには独特な香りがありますがその香り成分から
昔から薬効野菜として食べられていました
そのセロリの約40種類の香り成分の中の主成分アピイン、セネリンは、精神を落ち着かせストレスを緩和、イライラ、不安、緊張の解消に効果があり、テンペンによるリラックス効果で不眠、頭痛にも効果があります

今回のラビゴットソースのメインとして使用しました

このソースで鯛、カツオのたたきなどにも合わせることができます


材料(3~4人分)

ロミロミサーモン
刺身用サーモン 約100g
アボカド 半分
レモン汁 小1
オリーブオイル大1
しょうゆ 小1

ラビゴットソース
セロリ 1本
玉ねぎ 半分
きゅうり 半本
赤パプリカ 半分(あれば)
おろしにんにくチューブ 1cm
白ワインビネガーまたは酢 大2
オリーブオイル 大3
塩 小2分の1、小1
マスタード 小1(練りからしは小半分)
カシューナッツまたはピーナッツ 20粒


バケット
プチトマト


作り方

ラビゴットソースを作る

玉ねぎ、セロリをみじん切りにする(セロリは表面のスジを皮剥き器で取り除く)
ボールに入れて塩小1を馴染ませて5分置いて2、3分水にさらしてよく絞っておく

別のボールににんにく、マスタード、塩、酢を入れて泡立て器でよく撹拌する
そこにオリーブオイルを加えて乳化させるようによく混ぜる

きゅうりは芯の種の部分は削ぎ落とし赤パプリカもみじん切りにする

ドレッシングのボールに野菜全て加えて味を整える

そこにナッツを割って加えて冷蔵庫に入れ冷やす

ロミロミサーモンを作る

サーモンを1cm角、アボカドも同じぐらいにカットしてポリ袋に入れる

ポリ袋にレモン汁、オリーブオイル、しょうゆを入れてよく揉み込んで味を馴染ませて冷蔵庫に入れて冷やす

バケット、プチトマトをカットしてお好みでお皿に盛り付ける

今回はフィルムでセルクル型を作りロミロミサーモン、ラビゴット、トマト、スプラウトの順で盛り付けました

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ほうじ茶とアーモンドミルクのチカラ 純白の葛ブランマンジェ


材料2人分(カクテルグラス2個分)

アーモンドミルク 200cc
生クリーム 50cc
砂糖 40g
バニラエッセンス 2〜3滴
葛粉 20g
ほうじ茶パウダー 適量


小鍋に葛粉を入れそこにアーモンドミルクを少しずつ加えて葛粉を溶かす

完全に溶けたら砂糖、生クリームを入れて中火にかけて焦がさないように混ぜる

途中からいっきにとろみが出てくるので注意

とろみが出てグツグツなったら火から外しバニラエッセンスを加えて混ぜてからグラスに移す

そのまま粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ冷やす

冷えたらほうじ茶パウダーをふりかける

いろんなものにあいます
ココア、抹茶、フルーツ関係などなど

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今回はアーモンド効果を1本使いました
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本来のブランマンジェの作り方は牛乳にアーモンドの実を入れ煮出してアーモンドの風味を移すのですが
最近スーパーでよく見かけるアーモンドミルクを使用し、前回の葛粉と共に再現させました

アーモンドミルクは低カロリーでコレステロールがゼロ
ゴマの310倍もあるビタミンEのチカラでアンチエイジング効果などありますが、メンタルヘルスケアに必要な精神安定のミネラル類も豊富です

その組み合わせとして今回メンタルヘルスケアに最適なほうじ茶を使用しました

ほうじ茶はカフェインが少なく抗ストレス効果のビタミンCはレモンの5倍

ほうじ茶のにはお茶の旨味成分テアニンが多く含まれており、脳をリラックスさせてくれ睡眠の質を良くする効果があります

本葛の薬効とバナナのチカラ タイ スウィーツ カオトムマット風葛餅

材料(4〜5人分、ようかん1本分)
本葛粉(葛100%の物) 75g
砂糖 大4(約60g)
ゆであずき (赤飯用などの固めの煮豆)大2
バナナ3本
ココナッツミルク200cc
牛乳 100cc
あればトッピングでココナッツロング
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作り方
まず型を用意しておく
今回はレンジ用のパスタボイルの容器で代用
クッキングシートを敷いておいた方が取り出しやすいです
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鍋に本葛粉を入れ牛乳を少しずつ加えながらよく溶かす
溶けきったらココナッツミルク、砂糖、ゆであずき、5mmぐらいに輪切りにしたバナナを入れて火にかける
中火でヘラで混ぜながら炊く
混ぜていくといきなり固くなるので分離を避けるため一旦火から外しよく混ぜる

馴染んだらまた火にかけながら常に混ぜる
焦がさないように注意しながら3〜4分くらい炊き上げる
ヘラにもったりと付いて完全に落ちなくなったら
用意しておいた容器に流し入れ表面を均す
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そのまま常温で粗熱を取る

型から出してカットします
クッキングシートで包んでシートごとカットした方がカットしやすいです
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お好みでココナッツロングを

葛粉は裏の表示を見て葛意外にデンプンや片栗粉が入っていないものを選んでください
お店に無い場合はamazonなどで100gだいたい500円〜800円とちょっと高めですがあります
混ざっている物は安価ではあります
その場合は葛粉を少し増やした方がいいかもしれません

ゆであずきは柔らかい物は炊いた後に加えた方がいいと思います


日本伝統の食材の生命力が高い葛根のでんぷんから作られる本葛粉とうつに効くフルーツとして知られるバナナをたっぷり使ってタイのスウィーツ カオトムマット(バナナ蒸しもち)を再現したレシピです

本場のカオトムマットはもち米、黒米をココナッツミルクで煮込み、バナナを入れてバナナの葉で包んで蒸し上げたお菓子ですが、出来るだけ手軽に、手に入りやすい食材で時間の掛からない葛粉と小豆で蒸す行程が不要な和菓子の葛餅にしてみました

本葛粉はマクロビオテックに欠かせないぐらい薬効のある食品で風邪の時飲まれる葛湯にもあるように身体を温めてくれます

そして、様々なフラボノイド類、サポニン類で免疫力アップ、全身の機能のアップ、ストレスで弱った胃腸を始め内臓関係を強化します

中でもフラボノイド類はメンタルヘルス不調による自律神経を安定させてくれます

バナナはうつの原因でもある幸せホルモンのセロトニンの減少を改善するセロトニンの素、トリプトファンを多く含みます

またドーパミンも同時に多く含まれている珍しい食品で
快感と不快感を調和させ精神をバランスよくしてくれます




新じゃがいもの知られざるチカラ フランス料理 ポム・パイヤソン

材料(約15cm2枚分)
メークインまたは普通のメークイン
中4個
溶かしバター大1
塩ふたつまみ
コショウ少々
焼成用(オリーブオイル大1、バター小1それぞれ各2回分)

アンチョビチーズ
クリームチーズ15g×4個(60g)
アンチョビ2〜3本
オリーブオイル小半分
パセリみじん切り大1.5(2〜3g)
おろしニンニク5mm


作り方
クリームチーズは常温に出しておく
固い場合は少しレンジにかけて柔らかくし練っておく
アンチョビを細かく刻む
クリームチーズにアンチョビ、オイル、ニンニク、パセリを入れよく合わせて馴染ませておく
冷蔵庫には入れない

メークインを洗って芽がある場合は取ってスライサーなどで薄く縦にスライスする(普通のメークインは皮を剥く)
それを並べ細長く千切りにしてボールに入れる
目安はマッチ棒より少し細いぐらい
この時水にさらしたり洗ったりしない
デンプンが流れてしまうと形が整いにくいので、、
塩、コショウをし馴染ませてじゃがいもがしんなりする位まで約5分置いておく
そこに溶かしバターを加えてよく馴染ませておく
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フライパンにオリーブオイル大1、バター小1入れてボールの半分の量を中火で焼き上げる
ヘラで押さえながら周りのはみ出た部分を整える
理想は周りが薄めで中心が厚く
周りが色づくまで約5.6分ぐらいはしっかり焼き固めておく
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焼きがあまいと返しにくくなるので注意
フライパンを揺すってじゃがいもが自由に滑るぐらいになったらひっくり返す
慣れないうちはフライパンに皿や蓋をかぶせて皿、蓋に一旦乗せて滑らせて戻す

更に裏面もしっかり焼き上げる
表の焼きが足りない様なら裏を焼き上げた後また表もこんがり焼き上げる
ポイントは如何にクリスピーに仕上げられるかです
盛り付けてアンチョビチーズを付けながら食べる
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今時期、市場でよく見る新じゃがいもですが中でも最近新メークインもよくスーパーで見かける事があります

今回は新じゃがいもの意外に知られていない栄養素を取り入れる様
フランス料理でも普段メイン料理の付け合わせの役目でもあるパイヤソンという調理で主役として考えたレシピです

新じゃがいもはもちろん普通のじゃがいもに比べても栄養価が高く、栄養の詰まった皮ごと食べられます

特に一般的に冬に風邪の予防に食べるミカンと同じぐらい実はじゃがいもには抗ストレス効果のあるビタミンCが多く含まれます
更にGABAというチョコレート等で知られる栄養素が多く含まれます
GABAもストレス緩和、精神の安定の効果があり、じゃがいもはメンタルヘルスケアに欠かせない食材なのです

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スペイン料理 サルサロメスコで旬の春野菜のチカラ

材料(サルサロメスコ約4人分)
アーモンドプードル 70g
ピーナッツ 30粒程(約30g)
カットトマト缶 大6
にんにく 1片
オリーブオイル大7
塩 小1
チリパウダーorタバスコ お好みで

春野菜
アスパラ
たけのこ
新ごぼう
新玉ねぎ
プチトマト
などなど


作り方はソースの材料を全てフードプロセッサーかミキサーにかける
(にんにくの香りを抑えたい時はオリーブオイルとにんにくを弱火でじっくり焦がさない様ににんにくに火を入れる)

春野菜は今回は新ごぼうなので皮付きのまま半割りにして新玉ねぎと一緒にホイルに包んでトースターで10分位焼き、たけのことアスパラはボイルしました。

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スペインのカルターニャ地方の料理で本場は真っ黒に焼いた白ネギを焦げた部分を剥いで中身をソースにつけて食べるそうです
今回は、白ネギ自体にはさほどメンタルヘルスに関する栄養素は含まれて無いので今が旬の春野菜を添える事にしました

ソース自体にもピーナッツとアーモンドが多く
ピーナッツには(レシチン)で脳を活性化し記憶力をアップさせます
アーモンドはミネラル類(カルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛)とメンタルヘルスには欠かせません
ソースに関して実際はほとんどピーナッツバターの様な色なのですが色彩心理の赤を意識してカットトマトと辛味はタバスコよりも色のつきやすいチリパウダーを使用し、野菜にも差し色としてもプチトマトでアドレナリンを分泌させ活力を与え気持ちを前向きにしてくれます

そして旬の春野菜でもメンタルヘルスに良い食材をチョイスしました
アスパラ  ビタミンB1、B2
たけのこ  ビタミンB、むくみ取りのカリウム
新玉ねぎ  硫化アリル ビタミンB1の効果を持続させる役目
新ごぼう  ミネラル類、スタミナのつくアルギニン、野菜の中でもトップクラスの食物繊維が豊富で若返り効果
プチトマト  カルシウム、ビタミンC

生野菜よりも吸収の良い温野菜に出来るので最適です
他にもじゃがいもとか固めのスパニッシュオムレツなんかにも合うと思います
ぜひ季節ごとの旬の野菜で

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